こんにちわー
みなさんは「ふーみそん」という方を知っていますか?
ちまたでは「みそんさん」と言われているのですが、スプラトゥーンの解説者として最前線を行っている方です。SPTドラフト杯の解説なんかで有名ですね。プロチームのLibarent Caramariのコーチもしています
また文村塾と言って、スプラトゥーンの指導も行っている方でもあります。プレーというよりも、教える,解説するという面で有名な方です
まだ漫画ばんく使ってる人いるんか なんか途中から更新ずさんになったやろ
そして今日は、その「ふーみそん」と「あとばる」さんが先日対談をしていて、その時に「編成」についての議論がとても興味深かったので、「編成」について話していきたいとお思います
※対談のURL ↓ ↓
編成の要素
射程
編成で一番重要だと思っているのが射程です。いわゆる前中後衛といわれるものです。
前中後衛を詳しく説明すると長くなるのですが簡単に説明すると、前衛が前でキルを取る武器、後衛が後ろでゲームメイクする武器、中衛がその中間点である武器です。
一般的に前衛2枚、中衛1枚、後衛1枚が理想と言われています。射程で重要なのは4人のバランスです!またステージ&ルールもそれに関与してきます!
しかし、ガチマッチはシステム上この理想編成にはなりえません。環境によって武器の偏りがあるし、人によって武器の使い方が違うからです。
「じゃ、射程なんて意味ねーじゃん!」と思われる方もいると思いますが、実際に考える意義が2点あると私は思います。
初動対策
まずスプラトゥーンにおいて長射程の方が初動が強いです
スプラトゥーンは塗りという概念があり、短射程はこの塗りを利用して攻めることが多いです
そこで塗りの無い初動は明らかに長射程の方が有利になってきます
このことを理解するだけで、長射程の初動を警戒できるし、それに応じた対応策が組み立てていけるのではないかなと思います
対面力向上
次は初動以外の塗りがある程度できている時の話です
この時でも武器の射程は大きく関係してきます。初動よりは影響は少なくなりますが、やはり長射程がどうしても普通の対面では強いです。
なので、そこで対面の方法や立ち回りの変更が必然になってきます。壁を使ったり、味方のヘルプ意識で対面したりと工夫する場面が出てくると思います。
射程を考えることは、こういった対面に関する部分を向上することにもつながります
塗り力
スプラトゥーンは塗りという独特な要素を持っています。
塗りがあれば動きやすくなるし、オブジェクトにも絡みやすくなります(特にエリア)
なので「塗り力」という観点は編成において重要だと思います。塗り重視で動くことを考えると中衛~後衛の立ち周りになるのではないかと思います。
「シャープマーカーネオ」「エクスプロッシャー」なんかは塗りが強い武器だと思います
キル力
キルで試合を動かそうとする武器のことです。前線武器がこの傾向にあります。
今の環境だと「プライム」「黒洗濯機」なんかが強いですね。
それ以外にも「ブラスター」「マニュ」んなんかの前線武器はこのキル力が強い武器の一つです
またそ武器の相性なんかでキル力が変わってきたりするのでその要素も考えられるのではないかなと思います
例えば「傘は短射程シューター全般に強い」「チャーはバレル系に強い」なんかが考えられます
ルール&ステージ
ルールやステージも編成を考える上ではすごい重要になってきます。
例えばヤグラにおいては、ハイプレ持ちの武器を私は必ず把握するようにはしています。あとはブラスターとかヤグラに対して圧をかけやすい武器などを自分なりに把握します。
エリアなんかも「アメフラシ」や「ボムピ」はきついので見るようにはします。他のルールも同様に似たように考えられます。
またここにステージが絡んでくるとさらに細分化されてきます。Bバスのように短射程が有利なステージや、オートロのように長射程が有利なステージ様々あります。
とにかく、武器によってルール&ステージに得意・不得意があるので、それを見ることは編成においてとても重要になってきます。
編成事故
では巷で言われている「編成事故」とはどういうことを言うのか?
簡単に言えば、先ほどの編成の要素のどこかに優劣ができていることの状態を指します
具体的に例を出して考えてみましょう!今回は私が実際にガチマに潜った中での編成で考えていこうと思います。
具体例1
相手「バケデコ,マニュコラ,デュアカス,チャーコラ」VS自分「スパヒュー,プラベ,チャースコ,リッター」。ルールは「アサリ」ステージは「フジツボ」です
まず、ここでチャー2枚を引いた時点でやばいなと思いました。チャー2枚だと前線が上がりにくいため、アサリカウントを進めることが困難です。実際にキルレはこっちの方が良いのに、負けてしまいました。
また同じ武器がいると、その武器同士でポジションが被る状況が多発してきます。こうなるとどっちかが普段と違う立ち回りをしなければいけません。
さて、ここで先ほどの編成の要素を交えて考えてみましょう
①射程「射程バランスが負けている」
②塗り力「塗りも相手が強い」
③キル力「武器だけでみると相手の方が高い」
④ルール&ステージ「相手有利。アサリ&フジツボなので射程バランスの良い相手が有利、また相手にバケデコがいるのもスフィアがあるのでアサリフジツボには最適」
こんな感じで明らかにこっちが編成事故を起こしていると考えられます
具体例2
相手「H3,デュアカス,チャーコラ,ロラコラ」VS自分「ロラコラ,スクイクβ,スシコラ,プラベ」。ルール「エリア」、ステージ「マンタマリア号」
まずロラコラが同じく入っているので、それ以外の編成で内容を考える
まず相手は中射程2枚と長射程のチャー。それに対して自分たちは短射程のスシと中射程2枚。射程が負けているので少し不利気味な編成。
また相手はデュアカス&H3でボムピもあるので塗りがかなり強い。一方こっちはスクイクがいるので厳しい。
ここでもまとめてみると、
①射程「バランス的に相手が有利」
②塗り「相手有利」
③キル力「同じくらい」
④ルール&ステージ「相手有利。リアなので塗りが勝る相手が有利、マンタマリアなので高台にチャージャーが立たれたらどうしようもないため右打開が苦しくなる可能性がある」
なので今回も自分たちが編成事故を起こしていると考えられます。ただ、抑えで一気に前に詰めたらまだ勝機はあると思い、それが刺さったのでなんとか勝つことができました。
編成の影響力
編成によって試合が決まってしまう場合は結構多いです。
特にXの上位になってくると、対面力に差が無くなり、武器性能の差がもろに試合に影響してくるようになります
またX以下はいろいろな武器が横行するレート帯になっているので、編成事故がよく起こります。
しかし、それでも勝つことはできないわけではないです。さっきの具体例2みたいに勝つことはできます。なので諦めずにやってみないといけません
大事なのは編成を見て、どう動けば良いのかを考えて行動することです!
まとめ
編成についての考えは諸説あります
その人がどう立ち回り何を考えてプレーするかによって少し変わってきます
でもある程度編成を見ることでゲームの流れをおおよそ把握できるので、編成を考えることは重要な要素だとは思います
もし編成とか興味無かった~、編成考えてみよう~と思ってくれたら幸いです
ありがとうございました!